4.人として成長する

4-1.成長できたと思うきっかけ

4-1-3.いろいろ編

 大学生になると、一人暮らしを始める人も沢山います。一人暮らしの中には成長のきっかけが溢れています。 また、先輩たちはボランティアや留学・旅行など、学外の活動でも自分を高めているようです。以下の先輩たちのコメントを参考にしてください。

〔一人暮らし〕

自分の事を自分で管理することがある程度できるようになり、自立心を持つことができた。
(2005年度 工学部 3年 男性)
日常生活全てが自分の責任。実家ではしないことをしている。料理、掃除、勉強、家計。
(2006年度 教育学部 3年 男性)
毎日家事をすることの大変さが分かった。
(2006年度 環境科学部 2年 女性)
一人暮らしをして、生活面だけでなく他の面でも人に頼らなくなった。
(2006年度 経済学部 4年 男性)

〔教育実習〕

相手の気持ちを考えられるようになった。以前は家族に対して『これを言ったら気分が悪くなるだろうな』ということも言いたかったら思わず口に出してしまうことが多々あった。しかし、教育実習を通して働くことの大変さを知り、我慢できるようになった。
(2006年度 教育学部 3年 女性)
特に実習中では子供に迷惑がかかるので、体調管理に気を配った。今まで自分中心に物事を考えていたことに気づき反省した。
(2006年度 教育学部 3年 男性)
軽度発達障害児の子どもと遊ぶ活動をするのだが、実際に子どもたちの様子を見ているので、養護の免許を取るための授業が理解しやすくなった。更に、子どもたちとの触れ合いで教師になろうという思いが強まった。
(2006年度 教育学部 3年 女性)

〔ボランティア〕

ダウン症の子、自閉症の子は、精神遅滞があって、コミュニケーションが取りにくいと思っていたが、じっくり付き合ってみると、健常者と何ら変わりない感情を持っていて、素直に対応してくれることが分かり、今まで持っていた偏見などを取去ることができた。
(2005年度 医学部 4年 女性)
高校でもボランティア活動には何度か参加していたが、先輩方や先生方のすすめで、大学でも様々なボランティアを行った。今まで知らなかった障害を持つ方に出会うことができ、自分の専門性をより高めることができた。
(2005年度 教育学部 3年 男性)
様々な社会人と接することで新たな発見ができる。食わず嫌いをせず、様々なことを取り組むことによって、自分の新たな一面が分かる。
(2006年度 教育学部 3年 男性)
3年生の夏休みに小・中学生の離島体験事業に子どもたちのお世話役として参加しました。3年の忙しい時期に行くのは、準備することなどもありとても大変でした。しかし、とても良い経験になったので、1・2年生の暇な時間が沢山あるときに色んなことに挑戦したほうがいいと思います。
(2006年度 教育学部 3年 女性)
専門的知識・理論を学ばせてもらえるし、人間性も磨いてもらえるような気がする。何かに一生懸命になることが大切だと思う。
(2006年度 教育学部 3年 女性)

〔留学・旅行〕

アメリカ留学や海外旅行…学生の間に旅行には行くべき!!時間の余裕があるのは今しかない!!自分の価値観を広げることができ、心配性だったのがやれば何でもできるという考えに変った。可能性が広がった。
(2005年度 教育学部 3年 男性)
日本国内ではまず関わり合えない人々、文化と触れ合うことによって、人間的な許容範囲が広がる。そこで身につけた語学力も将来何かの役に立つかも!?とにかく日々何をしていてもそれが自然と人生勉強になります!だから頑張って学生生活を楽しんでください。
(2006年度 経済学部 3年 男性)
夏休みを利用して、中国に3週間ほど留学してきました。そこで、異文化交流の楽しさ、日本人が忘れがちな勉強に対する熱意の大切さなどを知ることができました。せっかくの大学生活。積極的に留学しましょう。
(2006年度 経済学部 2年 男性)