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93 図表8-15は「TAやSAなどの授業補助者から補助を受ける」経験についてである。全体として見ると半数の学生が「ひんぱんにあった」または「ときどきあった」と回答した。経年変化を見ると2013年度から2015年度にかけて6.1%ポイント増加している。この割合は1年生の結果よりも若干、低く、2015年度に限って言えば、3年生の方が6.8%ポイント低い(参考:図表2-15)。学部・学科別に見ると、薬学科で82.1%と最も高く、つぎに工学部と薬科学科も7割台と多かった。対して、教育学部、経済学部(夜間主コース)、医学科では3割を下回っていた。 図表8-15 2.学生の学習経験と学習態度 本節では、学生の学習経験と学習態度についての設問14問を見ていく。選択肢は「ひんぱんにした」、「ときどきした」、「あまりしなかった」、「まったくしなかった」の4つである。 図表8-16 学習経験・学習態度についての設問 [8] 大学の授業や授業以外の学習に関して、あなたは次のようなことをどのくらい経験しましたか。 (8A) 授業課題のために図書館の資料を利用した (8B) 授業課題のためにWeb上の情報を利用した (8C) インターネットを使って授業課題を受けたり、提出したりした (8D) 提出期限までに授業課題を完成できなかった (8E) 授業時間外に、他の学生と一緒に勉強したり、授業内容を話したりした (8F) 授業中、教員の考えや意見に異議を唱えた (8G) 授業を欠席した (8H) 授業に遅刻した (8I) 授業をつまらなく感じた (8J) 授業中に居眠りをした (8K) 教職員に学習に関する相談をしたり、学内の学習支援室を利用したりした (8L) 単位とは関係のない教員あるいは学生による自主的な勉強会に参加した (8M) 大学の教職員に将来のキャリアを相談した(卒業後の進路や職業選択など) (8N) 教職員に親近感を感じた 図表8-17は「授業課題のために図書館の資料を利用した」経験についてである。全体で見ると、8割前後の学生が「ひんぱんにした」または「ときどきした」と回答した。この結果は1年生と比較すると高く、2015年度は3年生のほうが12.8%ポイント高い(参考:図表2-17)。経年変化を見ると、2013年度から2014年度に6.7%減少したが、2015年度には5.5%ポイントほど戻り78.9%となった。学部・学科別に見ると、保健学科で94.3%、歯学部で89.1%と高い割12.2%8.3%11.3%1.1%1.3%2.1%5.7%13.0%5.1%11.8%29.0%19.8%11.8%32.9%39.8%39.9%27.3%31.8%27.3%26.6%37.7%41.3%76.9%61.8%47.7%45.9%50.0%32.9%37.7%35.0%54.0%44.8%66.7%35.1%41.5%19.6%15.4%26.5%20.5%25.2%31.6%21.6%14.1%13.7%17.6%22.0%6.1%36.2%15.1%23.9%2.6%0.0%2.8%9.0%6.6%0%20%40%60%80%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体2015年度学部別[問7N]授業経験:TAやSAなどの授業補助者から補助を受けるひんぱんにあったときどきあったあまりなかったまったくなかった指定外回答/無回答

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