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80 ンドやこれらの国以外(インド、シンガポール等)などへの渡航経験(期間)についておうかがいします。英語でコミュニケーションをすることを目指した渡航経験があれば、その期間(複数回の経験がある場合は最長のもの)について1つ選んで回答してください」という内容で、選択肢は、「渡航したことはない」、「10日未満」、「10日以上1ヶ月未満」、「1ヶ月以上6ヶ月未満」、「6ヶ月以上」の5つである。なお、2013年度調査では設問の様式が異なっているため、経年比較の対象からは除外している。 まず、全体的に見ると、渡航経験がない者が7~8割、「10日未満」が1割強、「10日以上、1ヶ月未満」が1割弱という結果であった。経年変化を見ると、2014年度にくらべ、2015年度は渡航経験のない者が若干減った。学部・学科別に見ると、多文化社会学部では渡航経験のある割合が圧倒的に高い。渡航経験のない者は7.1%に過ぎず、「10日以上、1カ月未満」が7割と圧倒的に多かった。その他の学部で渡航経験のない者の割合が低いところは薬学科の51.4%、薬科学科の63.2%、歯学部の63.6%であった。薬学科では42.9%に「10日未満」の渡航経験があり、他の学部・学科と比較して割合が高かった。その他、薬科学科と歯学部でも2割台の学生に「10日未満」の渡航経験があった。また、医学科では15.2%が「10日以上、1カ月未満」の渡航経験があり、多文化社会学部のつぎにその割合が高かった。 図表7-12 3.英語の外部検定試験の受験経験 最後に、英語の外部検定試験の受験経験について見ていく。ここでの設問は、「[13] あなたが、いままでに受験したことのある英語の検定試験についてお伺いします。あてはまるものをすべて選び、それぞれの試験について取得したスコアまたは級のなかで最も高いものを教えてください。」というもので、「実用英語技能検定(英検)1級~2級」、「TOEIC(公開またはIPテスト)」、「TOEFL ITP(団体受験)」、「インターネット版TOEFL(TOEFL iBT)」、「その他(具体的に:自由記述)」の5つについて受験経験の有無と受験した場合は級やスコアをたずねている。このうち、「その他」については、試験名称の記入ミス等が頻発していたため分析対象外とした。また、級やスコアについても、未記入や不正確なスコアが多く見られたため、同じく分析対象外とした。 図表7-13-1を見ると、9割前後の学生に英語検定試験の受験経験があった。経年変化を見ると2014年度に受験経験者の割合が下がったが、2015年度には9割まで戻った。学部・学科77.1%71.0%7.1%78.4%77.9%78.4%67.6%76.8%63.6%51.4%63.2%77.4%73.1%65.0%11.4%13.4%5.7%10.6%9.1%13.7%12.4%8.4%20.5%42.9%26.3%15.0%13.8%16.5%7.1%9.2%70.0%6.0%6.1%5.9%15.2%7.4%9.1%5.7%2.6%2.5%6.9%8.7%1.1%0.9%8.6%0.4%1.9%1.1%2.3%2.6%0.6%1.1%0.9%5.7%0.4%1.9%3.2%5.3%0.8%1.0%0%20%40%60%80%100%2014年度(n=1486)2015年度(n=1491)多文化(n=70)教育(n=218)経済(n=231)経_夜間主(n=51)医_医学(n=105)医_保健(n=95)歯学(n=44)薬_薬学(n=35)薬_薬科(n=38)工学(n=359)環境科学(n130)水産(n=103)全体2015年度学部別[問12]英語圏または準英語圏への渡航経験渡航経験無し10日未満10日以上、1ヶ月未満1ヶ月以上6ヶ月未満6ヶ月以上指定外/無回答

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