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166 ・ 「共通教育あるいは教養教育の授業」(1年42.1%) ・ 「専門教育あるいは所属学科の授業」(3年58.0%) ・ 「授業の全体的な質」(1年40.6%、3年44.1%) ・ 「日常生活と授業内容との関連」(1年32.9%) ・ 「将来の仕事と授業内容の結びつき」(1年49.0%) ・ 「教員と話をする機会」(1年19.2%) ・ 「学習支援や個別の学習指導」(1年20.9%、3年26.8%) ・ 「多様な価値観を認め合う雰囲気」(1年42.3%) ・ 「コンピュータの訓練や援助」(1年50.4%) ・ 「レクリエーション施設」(1年24.7%) であった。これらの項目は、改善してきている可能性があるものである。反対に、2015年度に5%ポイント以上減少した項目は、 ・ 「学生生活の充実度」(3年84.6%) ・ 「他の学生との友情を深める」(1年82.5%) ・ 「図書館のサービス(蔵書やレファレンスサービス)」(1年69.2%) であった。上記の3つは3年の間に後退した可能性のある項目である。 3.3. 1年生と3年生の比較 1年生よりも3年生のほうが5%ポイント以上高い項目は、 ・ 「大学教員の学問的な期待を理解する」(3年49.4%) ・ 「効果的に学習する技能を修得する」(3年64.0%) ・ 「時間を効果的に使う」(3年63.5%) ・ 「大学教員と顔見知りになる」(3年53.8%) ・ 「学生生活の充実度」(3年84.6%) ・ 「専門教育あるいは所属学科の授業」(3年58.0%)(ただし、1年生は「共通教育あるいは教養教育の授業」について聞いている) ・ 「2年次生または3年次生を対象としたゼミ(演習)などの教育内容」(3年53.8%)(ただし、1年生は「初年次生を対象としたプログラム内容」について聞いている) ・ 「教員と話をする機会」(3年30.5%) ・ 「学習支援や個別の学習指導」(3年26.8%) ・ 「大学のなかでの学生同士の一体感」(3年45.8%) ・ 「大学での経験全般について」(3年57.0%) であった。反対に、3年生のほうが5%ポイント以上低い項目はなかった。 4.高3時の学習態度(第6章) この項目は1年生調査のみで尋ねている項目である。 高3時の学習態度について、肯定的な割合が低い項目は、 ・ 自分の意見を論理的に主張した(38.6%) ・ 科学的研究の記事や論文を読んだ(24.1%) ・ 自発的に作文の練習をした(31.3%) ・ インターネット上の情報が事実かどうか確認した(36.4%) であった。本学にはこのような経験を持つ学生が少ないということである。これらの項目の行動・態度について本学の学生に求めていく場合、経験のない学生が少ないことから、他項目よりも何かしらの工夫や努力が必要となる可能性がある。 なお、いずれの項目についても経年変化は見られなかった。 5.在学中に経験したいこと(第12章) この項目は3年生調査のみで尋ねている項目である。 すべての項目で7割台後半から9割の高い割合が在学中に経験したいという肯定的な回答をし

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