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164 ・ 「インターネットを使って授業課題を受けたり、提出したりした」(3年89.5%) ・ 「単位とは関係のない教員あるいは学生による自主的な勉強会に参加した」(3年19.1%) ・ 「大学の教職員に将来のキャリアを相談した(卒業後の進路や職業選択など)」(3年23.6%) ・ 「教職員に親近感を感じた」(3年40.4%) であった。これらの項目は2013年度から2015年度にかけてその行動や態度の割合が小さくなってきているということであり、検討すべき項目である。 1.3. 1年生と3年生の比較 1年生と比べて3年生の方が5%ポイント以上高い項目は、 ・ 「実験、実習、フィールドワークなどを実施し、学生が体験的に学ぶ」(3年73.3%) ・ 「学生自身が文献や資料を調べる」(3年83.8%) ・ 「教員が提出物に添削やコメントをつけて返却する」(3年42.1%) ・ 「取りたい授業を履修登録できなかった」(3年24.1%) ・ 「TAやSAなどの授業補助者から補助を受ける」(3年51.2%) ・ 「授業課題のために図書館の資料を利用した」(3年78.9%) ・ 「授業を欠席した」(3年40.7%) ・ 「授業に遅刻した」(3年44.7%) ・ 「教職員に学習に関する相談をしたり、学内の学習支援室を利用したりした」(3年25.5%) ・ 「単位とは関係のない教員あるいは学生による自主的な勉強会に参加した」(3年19.1%) ・ 「大学の教職員に将来のキャリアを相談した(卒業後の進路や職業選択など)」(3年23.6%) ・ 「教職員に親近感を感じた」(3年40.4%) であった。 反対に3年生の方が5%ポイント以上低い項目は、 ・ 「授業内容と社会や日常生活のかかわりについて、教員が説明する」(3年62.8%) ・ 「授業で検討するテーマを学生が設定する」(3年30.4%) であった。 2.大学生活で身に付けた知識と能力(第3章、第9章) 2.1. 全体 入学したときと比べて変化した能力のうち、その比率が低かった項目は、 ・ 「リーダーシップの能力」(1年28.9%、3年44.5%) ・ 「異文化の人々と協力する能力」(1年29.0%、3年34.3%) ・ 「地域社会が直面する問題を理解する能力」(1年32.8%、3年45.7%) ・ 「国民が直面する問題を理解する能力」(1年35.7%、3年51.8%) ・ 「外国語の運用能力」(1年36.6%、3年31.6%) ・ 「数理的な能力」(1年34.9%、3年41.8%) ・ 「グローバルな問題の理解」(1年35.8%、3年42.9%) ・ 「卒業後に主食するための準備の度合い」(1年32.5%、3年65.2%) であった。これらの項目はとくに今後、大学として伸ばすべきか、伸ばすとすればいかなる教育をほどこすべきかを検討していくべき項目である。 2.2.経年変化(2013年度と2015年度の比較) 経年変化を見ると、1年生の結果で2013年度から2015年度にかけて大きく変化した項目はなかった。3年生の結果で2015年度に5%ポイント以上増加した項目は、 ・ 「分析力や問題解決能力」(3年76.4%) ・ 「地域社会が直面する問題を理解する能力」(3年45.7%) ・ 「国民が直面する問題を理解する能力」(3年51.8%) ・ 「外国語の運用能力」(3年31.6%)

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