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154 図表13-5 つぎに「会話力」について確認する。回答選択肢は図表13-6のとおりである。他の力よりも初級レベルを詳細に4段階で聞いている。 図表13-6 (11C) 会話力の回答選択肢 A1.1 決まった言い回しを使って自己紹介したり、相手の趣味を尋ねたりできる。 A1.2 家族や身の回りのことについて、簡単な質問なら聞いたり答えたりできる。 A2.1 短い社交的なやり取りができる。ひとりで会話を続けにくいが、相手の助け船で、身近な話題について話し続けられる。 A2.2 準備をすれば、日常的でなじみのある話題について、簡単な言葉を使ってまとまりのある会話が出来る。 B1 日常生活に直接関係あることや個人的な関心について、準備なしで会話できる。 B2 身近な話題の議論に積極的に参加し、自分の意見を説明できる。 C1 社会上、目的・場面に合った言葉遣いができ、自分の考えや意見を正確に表現できる。 C2 いかなる会話や議論でも努力しないで加わることができる。 図表13-7を見ると、全体的には5.5割の学生がA1、3割がA2と合わせて8.5割が初級だと回答した。経年変化を見ると2013年度から2015年度にかけて若干、A1の割合が下がり、A2の割合が高くなったが、大きな差ではない。1年生の結果と比較すると、3年生の方が初級の割合が高く、2015年度の調査時には18.7%ポイントも高かった(参考:図表7-7)。学部・学科別に見ると、初級(A1.1+A1.2+A2.1+A2.2)の割合が高いのは経済学部(夜間主コース)で9.5割が初級だと回答した。つぎに薬学科と保健学科が続いた。経済学部(夜間主コース)と歯学部ではA1の回答割合が最も高いのも特徴である。対して、歯学部では初級の割合が8割未満であり、中級・上級の割合も比較的高かった。先述のとおり歯学部はA1の割合も高く、英語力が二極化していると考えられる。 12.0%11.5%11.5%10.2%9.0%42.4%6.4%8.5%23.9%5.1%5.9%14.8%5.4%11.8%25.4%25.9%26.8%30.7%26.9%27.3%19.1%24.5%26.1%17.9%17.6%29.0%23.4%36.8%41.9%40.4%43.3%39.2%43.5%18.2%41.5%50.9%19.6%59.0%58.8%42.8%59.5%32.9%16.2%15.7%14.1%15.9%17.0%12.1%21.3%11.3%17.4%15.4%14.7%9.9%9.9%15.8%2.5%3.1%2.3%2.2%5.3%2.8%4.3%2.6%2.9%2.5%1.8%0.5%0.8%0.6%0.4%4.3%0.9%6.5%1.5%2.5%0.9%1.1%0.9%2.1%0.9%2.2%0.4%2.6%0%20%40%60%80%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体学部別[問11B]英語運用能力:読む力(現在)A1A2B1B2C1C2指定外/無回答

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