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153 図表13-3 つぎに「読む力」について見よう。回答選択肢は図表13-4のとおりである。 図表13-4 (11B) 読む力の回答選択肢 A1 掲示やポスタ-、カタログなどの中のよく知っている名前、単語、単純な文を理解できる。 A2 ごく短い簡単な文章や、簡単で短い個人的な手紙は理解できる。 B1 日常語や、自分の知っている分野の文章なら理解できる。簡単で個人的な手紙を理解できる。" B2 現代の問題についての記事や報告が読める。現代文学の散文は読める。 C1 複雑な文章を理解できる。自分の関連外の分野の専門記事も理解できる。 C2 抽象的で複雑な文章など、あらゆる形式で書かれた言葉を容易に読むことができる。 図表13-5を見ると、全体的には3.5~5割の学生が初級(A1またはA2)、5.5割程度が中級と回答した。経年変化はほとんど見られなかった。1年生の入学時および調査時の結果と比べると、初級の割合がやや高くなっている。とくに2015年度の1年生は調査時に初級だと回答したのは22.0%であるので、3年生の初級率は16.3%ポイントも高いということになる(参考:図表7-5)。学部・学科別に見ると、初級の割合が高いのは経済学部(夜間主コース)で7割と突出している。つぎに歯学部と水産学部で5割、工学部で4.5割程度であった。対して、医学科、薬学科、薬科学科、環境科学部では初級という回答が3割を切っていた。B2の割合が高いのは医学科、歯学部、経済(昼間コース)、上級の割合が高いのは医学科と歯学部であった。 34.1%33.8%31.3%33.5%32.7%51.5%27.7%33.0%28.3%10.3%14.7%33.9%27.9%30.3%32.1%31.2%33.5%34.7%33.2%33.3%30.9%38.7%21.7%46.2%35.3%31.1%34.2%35.5%24.2%26.9%27.0%23.3%25.6%12.1%27.7%21.7%37.0%35.9%47.1%28.6%30.6%22.4%5.0%3.2%4.3%3.4%4.0%3.0%7.4%1.9%8.7%7.7%2.9%2.8%5.4%6.6%2.1%1.6%2.0%4.0%2.7%1.9%2.1%1.8%1.3%0.8%1.2%0.6%4.3%1.9%2.2%1.7%2.1%1.0%0.6%1.8%2.1%0.9%2.2%0.4%3.9%0%20%40%60%80%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体学部別[問11A]英語運用能力:聞く力(現在)A1A2B1B2C1C2指定外/無回答

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