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142 つである。 図表11-2を見ると、全体的には、2割が「将来の見通しを持っている+何をすべきかわかっているし、実行もしている」、4割が「将来の見通しを持っている+何をすべきかをわかっているが、実行はできていない」、2割が「将来の見通しを持っている+何をすべきかわからない」、1.5割が「将来の見通しを持っていない」という結果であった。1年生の結果とくらべ、将来の見通しを持ち、実行している割合が高く、「何をすべきかわからない」、「将来の見通しを持っていない」割合が低い(参照:図表5-2)。経年変化はほとんど見られない。学部・学科別に見ると、将来の見通しを持ち、実行している割合が高いのは教育学部、医学科、経済学部(夜間主コース)であり3割台であった。対して、この割合が低いのは工学部であり、12.0%であった。将来の見通しを持っているが実行はできていない者の割合が高いのは、保健学科の60.4%、経済学部(夜間主コース)の51.5%であった。将来の見通しを持っているが、何をすべきかわからない者の割合が高いのは経済学部(昼間コース)の26.5%であった。将来の見通しを持っていない者の割合が高いのは工学部の26.9%であった。 図表11-2 3.小括 本章では、3年生の将来展望について確認した。全体として7割が就職、2割が大学院進学、1割弱がまだわからないと回答した。1年生の結果と比べると、就職が1割ほど高く、未定の割合が小さい。学部・学科別に見ると、就職の割合が高いのは、経済学部(昼間コース)、薬学科、教育学部、つぎに医学科であった。大学院進学は薬科学科の志望者の割合が突出して高く、つぎに、工学部が続いた。「まだわからない」の回答の割合が高いのは歯学部、経済学部(夜間主コース)、工学部、水産学部であった。1年生の結果と大きく異なるのは工学部、環境科学部、水産学部であり、1年生よりも就職と回答する者の割合が高くなっていた。 つぎに、将来の見通しと、それに向けてすべきことを実行しているかについて見た。もっとも回答割合が高いのは「将来の見通しを持っている+何をすべきかをわかっているが、実行はできていない」であり、これは1年生の結果と変わらなかった。将来の見通しを持ち実行している割合と、将来の見通しを持っているが何をすべきかわからない割合はそれぞれ2割程度であったが、実行している割合は1年生よりも高かった。また、見通しを持っていない者も1.5割いたが、これも1年生の結果よりも低かった。学部・学科別に見ると、将来の見通しを持ち、実行している割合が高いのは教育学部、医学科、経済学部(夜間主コース)であり、逆に、この割合が低いの20.5%19.8%22.6%36.4%20.6%30.3%31.9%15.1%28.3%25.6%17.6%12.0%28.8%18.4%44.3%43.3%41.1%43.8%38.6%51.5%36.2%60.4%30.4%46.2%44.1%36.7%38.7%39.5%21.1%21.2%19.7%10.8%26.5%3.0%17.0%17.9%19.6%17.9%23.5%21.9%20.7%23.7%12.6%14.3%14.7%5.7%13.5%12.1%12.8%4.7%17.4%10.3%14.7%26.9%10.8%18.4%1.5%1.4%1.9%3.4%0.9%3.0%2.1%1.9%4.3%0.0%0.0%2.5%0.9%0.0%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体2015年度学部別[問19]将来の見通し将来の見通しを持ち、何をすべきかわかっていて実行している将来の見通しを持ち、何をすべきかわかっているが実行していない将来の見通しを持っているが、何をすべきかわからない将来の見通しを持っていない指定外回答/無回答

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