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120 図表9-21 2.小括 本章では、本学に入学した時点と調査時点(3年生の12月頃)の能力や知識の変化を確認した。 全体的に「大きく増えた」または「増えた」という回答が半数を超えた項目は、「一般的な教養」、「分析力や問題解決能力」、「専門分野や学科の知識」、「批判的に考える能力」、「異文化の人々に関する知識」、「人間関係を構築する能力」、「他の人と協力して物事を遂行する能力」、「国民が直面する問題を理解する能力」、「文章表現の能力」、「コミュニケーションの能力」、「プレゼンテーションの能力」、「コンピュータの操作能力」、「時間を効果的に利用する能力」、「卒業後に就職するための準備の程度」であった。 反対に、増えたという回答が半数に満たなかった項目は「リーダーシップの能力」、「異文化の人々に関する知識」、「地域社会が直面する問題を理解する能力」、「外国語の運用能力」、「数理的な能力」、「グローバルな問題の理解」であった。 2013年度から2015年度にかけて増えたという回答が5%ポイント以上増加した項目は「分析力や問題解決能力」、「地域社会が直面する問題を理解する能力」、「国民が直面する問題を理解する能力」、「外国語の運用能力」、「数理的な能力」であった。逆に5%ポイント以上減った項目は「批判的に考える能力」、「異文化の人々に関する知識」、「リーダーシップの能力」、「他の人と協力して物事を遂行する能力」、「異文化の人々と協力する能力」、「文章表現の能力」、「コミュニケーションの能力」、「卒業後に就職するための準備の程度」であった。 1年生の結果と比較し、3年生のほうが5%ポイント以上増えていなかった項目は、「専門分野や学科の知識」、「異文化の人々に関する知識」、「人間関係を構築する能力」であった。また、「外国語の運用能力」と「コンピュータの操作能力」については、増えたという回答の割合が3年生のほうが1年生よりも低かった。 79.5%63.7%65.2%79.5%73.5%60.6%43.6%68.9%41.3%53.8%38.2%61.8%75.7%60.5%17.0%32.9%30.1%17.0%21.1%30.3%47.9%31.1%47.8%46.2%58.8%33.6%22.5%30.3%2.3%3.3%4.5%2.3%5.4%9.1%8.5%0.0%10.9%0.0%2.9%4.6%1.8%9.2%0%20%40%60%80%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体学部別[問10T]入学後の能力変化:卒業後に就職するための準備の度合い増えた/大きく増えた変化無し減った/大きく減った無回答

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