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111 図表9-3は「分析力や問題解決能力」についてである。全体としては7割台後半の学生が増えたと回答している。経年変化を見ると2013年度に83.0%と高かったため、2014年度と2015年度には下がり、2015年度は2013年度にくらべて6.6%ポイント低い76.4%となった。1年生の結果と比べると、3年生で増えたという回答がかなり高くなっている。2015年度については、3年生のほうが1年生よりも21.1%ポイント高い(参考:図表3-3)。学部・学科別に見ると、環境科学部で89.2%と最も増えた割合が高く、つぎに教育学部と水産学部で8割台前半と高くなっていた。対して、医学科では46.8%の学生のみが増えたと回答した。 図表9-3 図表9-4は「専門分野や学科の知識」についてである。全体として見ると9割強の学生が増えたと回答している。経年変化はあまりない。1年生の結果と比較すると、3年生の方がやや高くなっている。2015年度については、3年生のほうが1年生よりも4.9%ポイント高く92.6%であった(参考:図表3-4)。学部・学科別に見ると、保健学科で100.0%、環境科学部と薬科学科で9割台後半と高くなっていた。対して、歯学部では82.6%とやや低い割合であった。 図表9-4 図表9-5は 「批判的に考える力」についてである。全体的には6.5割程度の学生が増えたと回答している。経年変化を見ると2013年度に73.9%と高い割合であったため、2014年度と2015年度はその割合が下がり、2015年度は2013年度よりも9.3%ポイント低い64.6%となった。1年生の結果と比較すると、3年生の方が増えたという回答が高い。2015年度には3年生のほうが83.0%76.5%76.4%83.0%76.2%78.8%46.8%77.4%63.0%76.9%67.6%78.8%89.2%80.3%15.9%20.2%20.3%15.9%17.9%15.2%46.8%19.8%37.0%23.1%32.4%18.4%9.0%14.5%0.6%3.2%3.1%0.6%5.4%6.1%6.4%2.8%0.0%0.0%0.0%2.8%1.8%5.3%0%20%40%60%80%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体学部別[問10B]入学後の能力変化:分析力や問題解決能力増えた/大きく増えた変化無し減った/大きく減った無回答94.3%93.3%92.6%94.3%89.2%93.9%87.2%100.0%82.6%94.9%97.1%92.2%97.3%92.1%4.0%5.1%6.1%4.0%8.1%3.0%11.7%0.0%17.4%5.1%2.9%7.1%2.7%3.9%1.1%1.3%1.1%1.1%2.7%3.0%1.1%0.0%0.0%0.0%0.0%0.7%0.0%2.6%0%20%40%60%80%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体学部別[問10C]入学後の能力変化:専門分野や学科の知識増えた/大きく増えた変化無し減った/大きく減った無回答

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