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110 第9章 3年生が身に付けた能力と知識 1.3年生の能力や知識の変化 本章では、本学に入学した時点と調査時点(3年生の12月頃)を比べた能力や知識の変化を見ていこう。選択肢は「大きく増えた」、「増えた」、「変化なし」、「減った」、「大きく増えた」の5つである。 図表9-1 能力や知識の変化についての設問 [10] 入学したときと比べて、あなたの能力や知識はどのように変化しましたか。 (10A) 一般的な教養 (10B) 分析力や問題解決能力 (10C) 専門分野や学科の知識 (10D) 批判的に考える能力 (10E) 異文化の人々に関する知識 (10F) リーダーシップの能力 (10G) 人間関係を構築する能力 (10H) 他の人と協力して物事を遂行する能力 (10I) 異文化の人々と協力する能力 (10J) 地域社会が直面する問題を理解する能力 (10K) 国民が直面する問題を理解する能力 (10L) 文章表現の能力 (10M) 外国語の運用能力 (10N) コミュニケーションの能力 (10O) プレゼンテーションの能力 (10P) 数理的な能力 (10Q) コンピュータの操作能力 (10R) 時間を効果的に利用する能力 (10S) グローバルな問題の理解 (10T) 卒業後に就職するための準備の度合い 図表9-2は「一般的な教養」についての評価である。全体的には7割台後半の学生が「大きく増えた」または「増えた」と回答している。経年の変化はあまり大きくない。1年生の結果と比べると、3年生の方が増えたという割合が高く、2015年度は3年生の方が6.5%ポイント高い(参考:図表3-2)。学部・学科別に見ると、環境科学部で90.1%、経済学部(夜間主コース)で84.8%ととくに高い。反対に医学科では54.3%のみが増えたと回答し、割合が低くなっている。 図表9-2 75.0%78.2%76.6%75.0%76.7%84.8%54.3%79.2%67.4%76.9%79.4%78.8%90.1%76.3%17.0%16.9%18.2%17.0%17.0%9.1%40.4%15.1%30.4%23.1%20.6%17.3%8.1%11.8%7.4%4.8%5.2%7.4%6.3%6.1%5.3%5.7%2.2%0.0%0.0%3.9%1.8%11.8%0%20%40%60%80%100%2013年度(n=1118)2014年度(n=1182)2015年度(n=1217)教育(n=174)経済(n=223)経_夜間主(n=33)医_医学(n=92)医_保健(n=106)歯学(n=46)薬_薬学(n=39)薬_薬科(n=34)工学(n=283)環境科学(n=110)水産(n=76)全体学部別[問10A]入学後の能力変化:一般的な教養増えた/大きく増えた変化無し減った/大きく減った無回答

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