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107 「TAやSAなどの授業補助者から補助を受ける」の各項目であった。反対に、3年生の方が1年生より割合が低い項目は、「授業内容と社会や日常生活のかかわりについて、教員が説明する」と「授業で検討するテーマを学生が設定する」であった。 図表8-40 授業経験 まとめ [7] あなたが受講した大学の授業で、次のようなことを経験する機会はどのくらいありましたか。 2015年度全体の肯定的回答比率 経年変化 (5%ポイント以上) 1年生との差 (5%ポイント以上) 他よりも 肯定的回答の比率が高めの学部・学科 他よりも 肯定的回答の比率が低めの学部・学科 (7A) 実験、実習、フィールドワークなどを実施し、学生が体験的に学ぶ 73.3% なし ◎ 保健学科、歯学、 薬学科、薬科学科、 水産、 経済(昼)、経済(夜) (7B) 仕事に役立つ知識やスキルを学ぶ 68.1% なし なし 医学科、保健学科、 歯学 環境科学、薬科学科 (7C) 授業内容と社会や日常生活のかかわりについて、教員が説明する 62.8% なし △ 保健学科、歯学、水産 工学 (7D) 授業の一環でボランティア活動をする 13.2% なし なし 保健学科、歯学 薬科学科、水産 (7E) 学生自身が文献や資料を調べる 83.8% なし ○ 保健学科、歯学、 環境科学 医学科、薬科学科 (7F) 定期的に小テストやレポートが課される 95.3% なし なし 経済(夜)、薬学科、 薬科学科 医学科 (7G) 教員が提出物に添削やコメントをつけて返却する 42.1% なし ○ 保健学科、歯学 教育、経済(夜)、 医学科 (7H) 学生が自分の考えや研究を発表する 67.9% 増加 なし 保健学科、歯学 医学科、水産 (7I) 授業中に学生同士が議論をする 64.6% 増加 なし 経済(夜)、保健学科 薬科学科、工学、水産 (7J) 授業で検討するテーマを学生が設定する 30.4% 増加 △ 保健学科、歯学 薬学科 (7K) 学生の意見が取り入れられる 30.1% なし なし 保健学科、水産 医学科、薬科学科 (7L) 取りたい授業を履修登録できなかった 24.1% なし ○ 教育、経済(夜)、 医学科、 保健学科、薬学科 (7M) 出席することが重視される 83.8% なし なし とくになし 経済(昼)、薬科学科 (7N) TAやSAなどの授業補助者から補助を受ける 51.2% 増加 ○ 薬学科、薬科学科、 工学 教育、経済(夜)、医学科 注)経年変化は2013年度と2015年度との比較。 注)1年生との比較は2015年度のもの。「○=5%ポイント以上3年生の方が割合が高い」、「◎=10%ポイント以上3年生の方が割合が高い」、「△=5%ポイント以上3年生の方が割合が低い」、「▲=10%ポイント以上3年生の方が割合が低い」ことを意味している。 つぎに、学習経験・学習態度について、学生の過半数が「ひんぱんにした」または「ときどきした」という肯定的な回答をしたのは、「授業課題のために図書館の資料を利用した」、「授業課題のためにWeb上の情報を利用した」、「インターネットを使って授業課題を受けたり、提出したりした」、「授業時間外に、他の学生と一緒に勉強したり、授業内容を話したりした」、「授業をつまらなく感じた」、「授業中に居眠りをした」の各項目であった。 反対に半数以下の学生が肯定的な質問をしたのは、「提出期限までに授業課題を完成できなかった」経験、「授業中、教員の考えや意見に異議を唱えた」、「授業を欠席した」、「授業に遅刻した」、「教職員に学習に関する相談をしたり、学内の学習支援室を利用したりした」、「単位とは関係のない教員あるいは学生による自主的な勉強会に参加した」、「大学の教職員に将来のキャリアを相談した(卒業後の進路や職業選択など)」、「教職員に親近感を感じた」の各項目であった。

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